
入居希望者が、部屋に入った時の印象を良くしたい。自分の物件は古いから、そういった物件で気を付けておくこと教えてくれる?
こんな質問に答えます。
☑今回のテーマ
塗装の使い方を覚えて、物件の印象を変えることができます
部屋の修繕を行うときに、クロスの張替えや、床の張替え・上張りなどできれいに仕上げる方法があります。その時に塗装工事を一緒に行うことでクロスや床の工事がより映えるようになります。
築古物件の室内には塗装工事が必要な理由
室内には木部がたくさんあります。木部は経年で変色・あくが出る・カビが生える等、ダメージを受けています。
クロスの張替えを行って壁がきれいになると、木部の劣化が悪目立ちしてしまいます。
内覧に来ていただいた方に違和感を与えないように、清潔感を感じてもらうためにも塗装工事を行いたいものです。

洋室の場合
築年数が30年前後の物件は洋室でも木部の露出が多くなっています。
築年数の浅い物件は室内写真の印象がスッキリして見えます。


あくまで同じ年代・間取り・賃料帯の物件に負けないようにすることが目的で、築浅物件に勝つことではありません。お金のかけすぎには注意が必要です。
壁紙の色に合わせる塗装

よく使う方法として、壁紙の色(白系色)に合わせて木部を塗ってしまう方法があります。そうすると上記写真にあるように白・木部・フローリングの3色から白・フローリングの2色になりスッキリします。
アクセントをつける場合
塗装の色には種類や方法が数種類あります。無難に仕上げるか、アクセントを施すか、いずれにせよライバル物件に差をつけて選ばれる物件を作りましょう。

和室の場合
和室の場合は、畳の風合いを生かした部屋にするといいと思います。
和室を敬遠する傾向にありますが、意外と和室をお求めの入居者もいます。和室を洋間化する方法ももちろんありますが、床を貼ると壁・天井が気になります。壁・天井をいじりだすと費用がかなりかかってきます。
賃料とのバランスを考えると今ある和室を有効活用する方がよい場合が多いです。
和室の壁を塗装する
和室の壁が砂壁だった場合、経年劣化で砂がぽろぽろしてきたり、表層の砂が剥げて色が薄くなったり、カビが生えてしまっていたりして清潔感がなくなってきます。
対処法の一つに塗装があります。アサヒペン公式チャンネルに塗装動画が載っていました。
壁の色に合わせて木部の塗装も行うと清潔感もでていい印象を与えることができます。
種類と方法
種類と方法には数種類あります。実際どの方法が適しているでしょうか?
オイル仕上げ
特徴として、耐候性はありませんが、メンテナンスは容易です。窓枠などは、メンテナンス周期を増やすことにより対処することが出来ます。
- 無塗装、オイルが塗られた木部に適しており、ペンキやニスが塗られた木部にはのらない。
ニス仕上げ
着色とニス塗りが同時にできて、乾くと固い塗膜ができ実用的な用途にも使えます。
- 無塗装、オイルが塗られた木部に適しており、ペンキやニスが塗られた木部にはのらない。油性と水性がある。
ペンキ仕上げ(水性)
塗料の主成分は樹脂・顔料などの固形分。この固形分が水に溶けているものを水性塗料と呼び、一度乾燥するともう水に溶けることはありません。匂いが少なく、扱いも簡単です。
- 塗れる素材数が豊富で、手軽に扱える。DIYでよく使われる。
築古物件の室内には水性ペンキの使用をおすすめします。
おわりに
今回は築古物件室内の塗装についてみてきました。
お金をかけると室内はどのようにも作り変えることができます。費用をかけすぎると投資効率が落ちてしまうので注意が必要です。
一番の目的は退去してから1日でも早く入居してもらい空室期間を短くすること。そのために競合物件と比較された時に選ばれる部屋づくりが必要で、その一つの方法として塗装は最もポピュラーな方法と言えます。



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