
不動産オーナー「コロナ過での部屋探しは不動産会社各社がオンライン内見やIT重説などを取り入れて、非対面での接客を取り入れてるところがほとんどだよね。実際お客さんの評判はどうなの?
また、自分の物件でもできる対策があれば教えてほしいな。」
こんな質問に答えます。
☑今回のテーマ
オンライン内見者への調査結果から推測して、効果的な空室対策が分かります
はじめに
MMD研究所は、予備調査では18歳~69歳の男女6,540人、本調査ではオンライン内見経験者430人を対象に2021年6月11日~6月25日の期間で「コロナ禍での物件・部屋探しに関する調査」を実施いたしました。調査の概要は以下の通りです。
- コロナ禍での物件・部屋探し経験は17.7%、うち6割以上が2021年に経験
- 利用した物件情報サイトは「SUUMO」が65.1%とトップ、次いで「アットホーム」
- コロナ禍でのオンライン内見経験は37.9%、訪問内見は53.0%
- オンライン内見経験は男性の方が多数
- オンライン内見で契約したのは87.9%。うち、半数以上が「実際の方がオンライン内見で見たより良かった」と回答
- オンライン内見をした物件数は「3件」が最多
- オンライン内見時に利用したサービスは「Zoom」「LINE」「Skype」
- オンライン内見の利用意向は89.7%
- オンライン内見経験者からは「便利」「手間が減った」「予備的に利用がいい」などの声
こうした調査結果から、空室対策が見えてきます。
空室対策その①
デジタルを上手に利用している仲介会社に募集依頼して反響を獲得する

調査結果からみると、ポータルサイトから問い合わせがあり、そのうち半数は訪問内見、4割弱はオンライン内見をし、87%の方が契約まで行っている状況が分かります。
そもそも「ポータルサイトに広告枠を持っていない不動産会社」や「デジタルを活用した接客方法」を取り入れていない不動産会社は集客が難しくなっています。そうした不動産会社にぼ空室募集を依頼しても反響は少ない可能性があります。
オンライン内見とは?
自宅に居ながらスマホやパソコンを通してお部屋を内見する事で、アプリを使ったビデオ通話・VR(360°見渡せる)等で部屋の雰囲気を知ってもらう内見方法。
物件・部屋探しを行う方の流れが数年前からポータルサイト経由になっていますので、この流れに自分の物件ものせるようにしましょう。
- どのポータルサイトへ出稿できるかヒアリングを行う
- オンライン接客をどの程度取り入れているかヒアリングを行う
空室対策②
ポータルサイトに載せる写真の枚数・撮影箇所・明るさ・角度・ゆがみ補正に気をつかう

入居希望者は、あなたの部屋をポータルサイト、または仲介会社の店舗で紹介されて目にします。
入居希望者の目に留まるということは立地、家賃、設備のチェックは通ったということです。ここから内覧~契約にもっていくまでに、見に行きたくなるような写真が使われていることが必要です。
仲介を依頼すれば、不動産業社が間取り図を作成して写真撮影も行います。賃貸仲介が得意な会社だと、写真の重要性を理解しているのでクオリティーの高い写真になります。
いまだに写真点数が少ないまま募集に出ている物件も目にします。
また、物件の魅力を伝えるためにあえて夜撮影して夜の雰囲気を伝えている仲介会社もあります。建物外観など、街灯でライトアップされたものを募集資料に載せることで、競合物件の資料にはそういった写真が無い場合、非常に目立ちます。
- 実際の募集資料をパソコン、スマホで検索して確認する
- 自分の物件で、映える写真が撮れる場所、時間、角度を知っておく
おわりに
MMD研究所の調査を基に今できる空室対策を見てきました。
オンライン内見は便利だと認知されてきています。賃貸仲介は写真や360°カメラで撮影したデータをやり取りしてお部屋を決め、契約までスマホで完結する形が当たり前になります。
実際イタンジ株式会社が「OHEYAGO」という新しいサービスを2019年9月頃にリリースしました。
いままで、賃貸物件を入居希望者と一緒に探すことから始めていましたが、これからは入居希望者が選んできた物件の契約手続きをする時代です。
そうした時代に合ったサービスが今後ますます登場しそうです。



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