
持ち家に生活する上で何らかの不満がある人「子供たちも独立したし、今のライフスタイルに合わせて家をリフォームして住みやすくしたい。今の家は病院まで遠い。便利のいい場所に住み替えたい。大きく手持ち資金を減らすことに不安を感じるんだけど、いい方法はないかな?」
こんな質問に答えます。
☑今回のテーマ
リバースモーゲージの仲間である住宅資金専用の「リ・バース60」が理解できます
「リ・バース60」とは?
リ・バース60とは、住宅金融支援機構と提携している民間金融機関が提供する60歳以上の方向けの住宅ローンです。
一般的に住宅ローンは80歳までしか借り入れができないと言われています。
現在日本では65歳以上の人口は全体の28%を超え、今後も増加する見込みです。そうした中でバリアフリー化、設備のリフォーム、建替え、住み替え需要があり、そうした声に答えるローン商品としてリ・バース60はあります。本日の時点で全国でこのローンが活用された件数は1,165件で、内訳は新築約30%、リフォーム約25%、ほか住宅ローンの借り換えその他です。
どんなローン?
毎月の支払いは利息のみで、借り入れた方が亡くなった時に元金を返済します。以下の3パターンの方法があります。
- 相続人が一括で返済
- 担保物件「住宅及び土地」の売却による精算
- 借り入れた方が生前繰り上げ返済する
一般的な住宅ローンでは「元金・利息」の合計金額を支払いますが、利息のみの支払いであるため毎月の年金収入の中でやり繰りできることがメリットです。
ノンリコース型も用意されている
元金は、借り入れた方が亡くなった時に相続人から一括返済するか、担保物件「住宅及び土地」を売却して返済します。担保物件を売却して返済した後に残債が残った場合、相続人が差額を支払うのが一般的なローンですが、リ・バース60にはノンリコース型ローンが設定できます。
- ノンリコース型とは・・・売却した時、元金と売値の差額で残債が残った場合でも、相続人は残った債務を返済する必要はありません。
- リコース型とは・・・相続人は残った債務を返済する必要があります。
ノンリコース型の方が金利は上がります。
リ・バース60が使える方
借入申込日現在で満60歳以上の方
資金の使い道
- 住宅の建設、購入
- 住宅のリフォーム
- サービス付き高齢者向け住宅の入居一時金
- 住宅ローンの借換等
融資限度額
いずれかのうち最も低い額となります。
- 8,000万円
- 所要金額の100%
- 担保評価額の50%または60%
注意点
- リ・バース60は、取扱金融機関によって条件が異なります。金利・手数料・申し込み方法・条件など事前のお問い合わせが必要です。
- 元金の返済はしないため、「元金×年利=利息」が死亡するまで続く。例えば、500万円を借り入れてリフォーム工事をした場合、500万円×3%(年利)=150,000円/年、月々12,500円の利息となります。
私の感想
リ・バース60は、通常借り入れが難しい年金受給者が住宅関連の支出を目的として、月々の支払いは利息のみで良いところがメリットだと思います。
当然お金を借りて目的を達成するので、利息の支払いが発生しこの利息は無駄だよねという意見もあると思います。自分の寿命がいつ尽きるかわからない中、手持ちの現金を使用するより、生活資金の範囲内で利息を支払い目的を達することで、現金を温存しておくというのは一つの手だと思います。
リ・バース60を申し込む前には本人と相続人を併せて面談があるそうです。家族でよく話し合っておくことが大切です。



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