【2021年度】「この設備があれば周辺相場より家賃が高くても決まる」入居者に人気の設備ランキング!空室対策のポイントを解説します。

不動産投資

全国賃貸住宅新聞が毎年行っているアンケート調査だね。

今年の8月から9月にかけて、ファックスとインターネットでアンケート取材を行い、全国の不動産会社321社から回答があった内容です。

アンケート結果は私たちの空室対策に役立つね。

今回のテーマ

  • 競合物件と差別化が図れる設備が何かわかります。
  • インターネットが部屋で使えることが益々重要になってきました。
  • 設備導入のポイントがわかります。

今年も全国賃貸住宅新聞からランキングが発表されました。毎年その時の時代を反映されたものになります。全国の不動産会社からの回答ですので、実際にお客様と接して体感した事が表されています。

では早速ランキングを見ていきましょう。

「家賃が高くても決まる設備ランキング」TOP10

単身者向け ファミリー向け
1位 前回1位 インターネット無料 1位 前回1位 インターネット無料
2位 前回3位 宅配ボックス 2位 前回3位 エントランスのオートロック
3位 前回2位 エントランスオートロック 3位 前回2位 宅配ボックス
4位 高速インターネット 4位 前回5位 システムキッチン
5位 前回4位 浴室換気乾燥機 5位 前回4位 追い炊き機能
6位 前回6位 独立洗面台 6位 前回7位 浴室乾燥換気扇
7位 前回8位 システムキッチン 7位 前回6位 ホームセキュリティー
8位 前回7位 24時間利用可能ごみ置き場 8位 高速インターネット
9位 前回11位 防犯カメラ 8位 前回15位 ガレージ
10位 前回13位 ウオークインクローゼット 10位 前回10位 24時間利用可能ごみ置き場

6年連続1位のインターネット無料 空室対策、家賃アップの筆頭

インターネットを利用している方はどの年代も高い割合でおられます。

80歳以上の方も、2019年には57.5%の方がインターネットを利用されています。そうした状況から単身、ファミリーの物件種類を問わず人気の設備である理由がうかがえます。

インターネット無料は設備として比較的導入しやすいものになってきました。空室対策として真っ先に検討してみましょう。

総務省 令和2年度版 インターネット利用状況
総務省 令和2年度版 インターネット利用状況

インターネット無料で、さらに高速通信が求められている

下の図はトラヒック量の年別推移を表したものです。

トラヒックとはインターネット、LAN、電話回線などの回線利用量あるいは送られる情報量のことです。インターネットの普及やそれに伴うサービスの発達により、データー通信量は飛躍的に増加しています。

例えば・・・
  • 仕事でビデオ会議を行う
  • クラウド上に保存されたデーターを使い自宅で仕事をする
  • 学校の授業をリモートで行う
  • ネットフリックスやアマゾンプライムで映画鑑賞
  • ユーチューブの視聴やアップロード

こういったことが生活の中で当たり前のことになってきました。

インターネット通信費の支出はスマートフォン、自宅の光回線ともに4,500円前後支出されているそうです。

自宅が無料インターネット付き物件の場合、Wi-Fi等を使い携帯料金とネット回線の支出を大幅に削減することができます。

また、光インターネットを契約する際、入居時に初期工事費用(15,000円~)と退去時に撤去費用もかかる場合があります。引っ越しの時にこうした費用を考えなくていいのは入居者にとってメリットとなります。

これらのことが、賃料が相場より高くても選ばれる理由です。

インターネット無料物件の仕組み

インターネット無料物件は、サービス提供事業者とオーナーとの建物一括契約が主流で、一部屋当たりの利用料を戸数分オーナーが一括で支払います。

サービス提供事業者によって違いがあります。

チェックポイント
  • 最初の導入費用がいくらかかるか
  • インターネットをどのように部屋に供給するか(各戸に光ケーブルを配線or各戸にLANケーブルを配線)
  • 月々の利用料金
  • 設備の負担区分が明確になっているか
  • 解約時、違約金の有無

一番注意しなければならないのは、インターネットの通信速度です

無料インターネット物件でも、入居者から通信速度が遅いとクレームが来ることがあり、そのことでマイナスイメージを持たれるまた入居者が光インターネットを個別で引いて別途料金を支払うケースもあります。

オーナーも活用されない通信料を払い、入居者も通信料を支払うという状況も実際起こっています。

無料インターネット設備には高速インターネットを導入しよう

無料インターネットサービスには大きく分けて2種類あります。

  1. 各お部屋に光配線をつなぐタイプ
  2. 建物の主配線板へ何本かの光配線をつなぎ、そこからお部屋にLAN配線するタイプ

今回のアンケートで初登場したのが高速インターネットです。トラヒックが上昇する中、ストレスのない通信回線が求められています。

導入するべき無料インターネットサービスは1番のタイプでFTTH方式とも言います。無料インターネットサービス事業者を選ぶ際は注意して検討してください。

後付け可能な宅配ボックスと浴室換気乾燥機

設備ランキングに緑色で示した項目は、費用対効果の高い項目として考えることができます。

宅配ボックス

宅配ボックスもサービス提供者はたくさんあります。保守管理付きのリース契約から、購入して設置するだけのものまで種類が選べます。

屋外用の宅配ボックスや電源不要の宅配ボックスもあり、まずはお試し感覚で設置することもできるようになりました。


浴室換気乾燥機

浴室換気乾燥機は、浴室天井裏にスペースがあれば比較的安価に設置できます。予算はおおよそ12万円前後で、開口工事・電気工事を行い取り付けます。

積極的に検討するべき物件は、「ベランダのない物件」「年間日照時間が少ない地域にある物件」等です。

浴室換気乾燥機は年代問わず人気の設備です。

洗濯物を浴室に干せる事が一番のメリットになります。

おわりに

一番初めに検討するのは無料インターネット設備(高速インターネット)です。

次に後付けできて、費用対効果の高い設備の宅配ボックスと浴室乾燥機の導入を検討しましょう。


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